Iowa State University(アイオワ州立工科大学卒)
藤田美穂子さんの海外就職レポート

はじめまして。ランドスケープについて検索しているうちに、このWebSiteに巡り会いました。留学についての投稿メールの中に「就職」について書かれていたので、私の経験をお話しようと思い、メールしました。

私はIowa State University(アイオワ州立工科大学)を卒業し、1年間地元のランドスケープ会社でインターンシップをした後、そのままその設計事務所に就職しました。

大学を卒業する3ヶ月ほど前に、大学を通じて卒業後1年間、アメリカで就労できる許可証、Optional Practical Training(OPT)を移民局に申請し、取得後インターンシップを始めました。インターンシップをしていた間、次の就職活動をしていましたが、就労ビザをサポートしてくれる企業がなかなか見つからず、OPTが切れた後は日本に帰るつもりでいました。結局、インターンをしていた会社でH-1Bビザを出してもらえる事になり、アイオワに残る事になりました。

H-1Bビザは3年ごとの更新で、最高6年までアメリカで働けます。しかし、ビザがあるからといって勝手に会社を辞めると、その時点でビザは無効になります。なぜなら、H-1Bビザはビザを申請した会社で就労する場合にのみ有効だからです。もし何らかの理由で辞めた場合、1ヶ月以内に再就職し、新しい企業でまたビザを申請し直さなければなりません。またこのビザは、大学で勉強した学部関連の企業でしか働けないという制約もあります。H-1Bビザに限らず、アメリカに長期滞在するためのビザを取得するには、複雑な手続きと時間とお金がかかるので、企業としては面倒臭いプロセスを通して外国人を雇うより、手っ取り早くアメリカ人を採用する方が良いというのは当然だと思います。

「就職する時に、語学にハンディがあるので、うまく仕事ができるか心配」という声がありましたが、それはあまり気にしなくていいと思います。大学で勉強してきた頃と同じように、分からない事は聞けば説明してくれるし、同僚の仕事ぶりを見て要領をつかんでいけると思います。会社側も、語学面においてアメリカ人より劣るというのは承知ですから、いきなりリサーチペーパーを書けと言うような上司はまずいないでしょう。与えられた仕事を時間内にきちんとできれば、文句は言われません。もちろん仕事の中で、上司や同僚とコミュニケーションを取る場合に、支障のない語学力は必要ですよね。

ランドスケープも造園専門、公園施設や大学キャンパスなどのデザインを手がける会社など大小様々な分野があるので、履歴書を送る前にその会社の得意分野を調べるのも大切だと思います。今、多くの企業が会社案内のWebSiteを持っているので、情報は豊富だと思います。でも、最近アメリカも景気が悪く、ランドスケープに限らずエンジニアや建築など設計業界はリストラの嵐ですから、就職は大変かもしれません。私もそろそろアイオワ脱出を考えているので、覚悟しなければ・・・

簡単にさわりだけお話したつもりなのに、長くなってしまいました。また何かあればお知らせください。私の経験が、少しでも参考になれば幸いです。